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2016_05
28
(Sat)21:13

七転八倒急転直下です

10個目には果たして何が待ち受けてんだろーな。

誤解されようが曲解されようが、最後は僕を見るひとの心持の問題でしかないな
という結論でいるこの頃ですこんばんは。

誤解されて、それがどんな理由からくるものであれ
こっちから「信じてください!」「信じないでください!」と
要求することはできない。ましてどちらも強制はできない。
最後は、僕を見る、あなた自身の判断ですので。
あなたの判断を決定づけるものは、あなたの感じたこと見たものです。
僕から提供できるものはあっても、強制できるものなんてありません。

5月はとにかく出歩いた(=観劇しまくりんぐ)
アガリスクとCASSETTE
どちらも2回づつ。
気分がふさがってどうにもならずにいたので、本当に久しぶりに、
気持が晴れた。

ま、それとうっすら重なるように誤解を受けて( ノД`)
上記のごとくでございますよ。技術士の試験申込も近づいてきたので、
少しだけでも蟄居するのにはいい口実かなー(棒読み
大好きな臓物たちのライブは当分参戦しません。
その旨Pには伝達済み。
新しい研究生(ありさは既に僕のなかでは研究生じゃない)も入ったようで、
HUMの人的資源も補充できるといいなと思っております。
…長くいてくれると、いいね(色々考えてんだよこれでも
(つーか、私がまたしても間違った対応して新人緑色くんの心を折る結果になるのは嫌だ

ちれちゃん&ショウコちゃんのお披露目ライブに行かれなかったのは
本当に痛恨の極みです、ごめんよかわいい子供たち
リアルな成長、輝き、そういうもろもろの素晴らしさかけがえのなさ
舞台に関わってて知らないはずもないのに
それでもリアルに見れない、つらい、寂しい
…罰だから、仕方ない。
そういうこともある。

心が曇ってると、身体もつられるように引きずられて
微熱、喉の不快感、感覚過敏、不眠過眠、目の痛み
もはやどこから突っ込めばいいんだYO
ADHD&高機能自閉症ゆえに生涯悩むしかない、身体の故障不調
アンドロイドだったらいいのになあ。

心やらメンタリティは完全なる「出来の悪いアンドロイド」なのに
身体だけが残念なことに生身で、タンパク質とかカルシウムとかなんやらで出来ている。
他人の温度を誰より欲していながら、誰よりも己の温度を忌避する。

CASSETTE『NoiseGate』
だいすきな作品になった。
機械が恋することが素敵なわけじゃない。機械「でも」恋をするからすごいんじゃない。
人間なんか到底届かないところまで追いかけて、記憶を勝手に編集されても忘れないで、
アップデートも知ったことかと振り捨てて、
「自分」というこの機械の身体のために、
ありもしない「心」を振りぬく。
それこそがアンドロイドの誇り。

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2016_05
02
(Mon)19:55

この愛は、bootlegじゃないって?

池袋の芸術劇場アトリエイーストにてMU『MY SWEET BOOTLEG』再演を観劇。
2012年の初演も観てて、主役以外は当時とキャストも異なるし何なら人数増えてるし。
漫画家vs二次創作の腐女子たち、だった図式に「+腐男子」というニューピースが。

腐男子て。

リアルにそんな知り合いさえ居ないのに、MUの芝居でそんなの出すんだ!?

2012年当時、自分は腐女子卒業したもんと言い張っていたところへこの演目である。
MUで?
MU=下北沢で繰り広げられるお洒落でエグい言葉の会話劇で?
少なくともMUの客層に腐女子とか皆無なニオイしかしなくない?
初演の幕があがり、作品を観た私の目に映ったそれらは「漫画家vs腐女子」ではなかった。
――それは4年経った今日観ても変わることのない場所だった。

簡単にそんな言葉で片付くのなら、誰もがもっと無責任に居られただろうし
「誰もが必死な会話劇」にはならなかった。

2016年バージョンの役名(かっこ内は役者名・敬称略)でざくっと筋だけ追うと、
硬派な時代物の連載漫画を抱える漫画家(古屋敷悠)
その漫画に目をつけた挙句二次創作の燃料にして同人誌を売り出してしまう腐女子(蒻崎今日子・モリサキミキ)
彼女らに加わる腐男子@妻子有り、本人曰くゲイじゃない(太田守信)
彼らが接触するのは腐女子のバイト先であるカフェ。
マスター(成川知也)は何くれとなく漫画家の面倒を見たり激励したりマメである。
原作者が来店するカフェで二次創作のネタを練る&一般人の妹(小崎愛美理)にコスプレさせようと企むとか
度胸を通り越してただの無謀でしかない。普通の神経ならしない。
何の悪戯か…原作者と二次創作集団、そして一般人の妹まで巻き込んだ大舌戦。
数は力と言うが腐男子1人増員したらあの有様、もう暴力だろう。

オタクって怖いね^^←こんな顔にしかなれねえ

何をどんなに抗弁しても、俺の漫画なんだから原作者=神に決まってるだろうと訴えても、
全ては萌えガソリン。
最終的にマスターから「見逃したげなよ、それがプロだろう」と説得されて渋々退くけれど、
もうそこから混沌は始まっていた。

迷走する原作、一方でメジャージャンルだ神カップリングだと盛り上がっていく腐女子たち。
見逃せと言われて決断したのは自分のはずなのに、
「自分の漫画には思想があるんだ」と豪語してたのに、
気づけば相手(同人)の出方ばかり伺って、怖がっている。
憔悴していく漫画家を気遣って、反原発デモの合間を縫っては会いに来る彼女――
一般人で、可愛くて、ちょっと前カノに似てる…?

淡すぎる恋にも似た、ぼんやりした想いが漫画家に芽吹く。

可愛いと思うし惹かれもする。でも言えない秘密もある。
自分が男と付き合っている現実。
だから腐女子やBL同人にも無視し通せないものを見つけてしまってる。
現状の是非でもなく正誤でもなく、向き合える感情や相手を欲しているのに、見えて来ない。
見えないのは、無視しきれていないものへ視線を向けているからで、
そっちばかり見ているうちは大事なものなど見えるはずもないのに。

主役以外キャストは違うし多少の台本改訂もあるから初演とまるで同じとは思わない、しかしまるで別物でもない。
4年前の原発やデモ行動と今のそれは心に伸し掛る負荷が焦点合わないのにダブってくるから刺さる。
同様に二次創作への告発も、漫画家を囲む状況が桁違いに想像の斜め上を行くからこそ殴打も同然の痛みを伝えてくる。

破局は唐突。
腐女子グループの決裂、襲撃、漫画家の狂乱。
終末へと向かう場面で彼女は漫画家に
「私のことを好きなら何でキスしないの?」
「無視もまともに出来ない大人と一緒にいても仕方ない」
涙をこぼしながら訴える。
ヒロインの彼女、姿もだけど声がヤバイ。
あの声で訴えられたら何と言うか、ガラスのくずが降りかかるような、痛いけど甘受してしまいそうだ。
なのに漫画家は無視できないものを彼女より優先した。
彼女は『無視できないならそれなりにでも、私を見て』と願ってたかも知れないのに。

何かを無視することは、他に視線や興味、関心を向けること。
見たいものがあるなら、目を伏せるしかないものもある。
「私を見て」と乞われるのはこの上ない愛なんじゃないの?

4年前と同じ役(漫画家)で主役を張った古屋敷悠さん。
前回と桁違いの凄みを生み出していた。
怖いのではなく、ただ打ち沈んで壊れていくのでもなく、
淡すぎた感情の行方をご本人がきちんと追って最後の幕を締めて行かれたようだった。
腐女子を襲ったマスターを眠りながら静かに告発する姿。
だからこそマスターも否を返さず、愛情だけ置き去りにしていった。

追記:腐男子増やして大正解でしたね…。
腐女子=BLな図式のなかに男を放り込んでなおかつ食わせるって、エグいぜ。


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