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2020_04
08
(Wed)10:47

変化の境い目

集団から個へ、様変わりするコロナ収束後の日常

遅々として進まなかった変革への階を駆け上がれるチャンスかも知れぬ。

社会や経済の前提にいつも存在した「集団で、同じ場に居て、共有する」が絶対必要ではなくなった。
少なくともそれだけが正解/常識ではないと、実感を持てる経験をいま我々はしているんじゃないか。

デスクワークは職場のPCだけ?
営業会議は秘密保持のため会議室のみ?
販売職は実店舗で対面勤務だけ?
長時間の診察待ちで疲れずに済むようにオンライン診察や処方箋発行は不可能か?

自宅、もしくは仕事用のサテライトでもいいんじゃないか。現にノマドという前例プロトタイプもある。
TV会議やオンライン上のデータ送受信はずいぶん前から実用可能になっている。
物品販売はもはや対面をこそ敬遠する向きもあるくらい(特に衣料品)、通販の定番化が浸透している。
診察予約システムや処方箋発行は一部で運用されている。

「別にみんなで同じ職場に通勤して仕事する必要なくね?」
「介護や病気等の事情を持つ人が働きやすいほうがよくね?」
これらの指摘がずっとずーーーーーーっとされていながら、呆れるほど及び腰の状況が続いていた理由。

・特定の人のために会社のルールや職場規定を変更するのは不公平
・前例がないからできない、しない
・従業員全員が同条件で通常勤務するべきだから、それができないなら辞めろ

上記3点が大方の言い分で、僕も仕事していた頃はこれを盾にして幾つもの要望を却下されてきた。
介護や育児に携わっている人はそれこそ幾度となくコレで阻まれたものがあることだろう。

そして今、感染症という「前例なきリスク」に見舞われているわけだ。
こうなると、しのごの言わずに出来ることやれや!という勢いと実害を憂える計算とが両輪となって、
物事が驚くほど前進する状況が生じる。
「前例がないし~」「失敗したら誰のせいなんだよ」でもでもだって、のオンパレードは当然叫ばれるが、

ゴネてるあいだにどんどん人が死ぬんだぞ、そっちの方が大問題だ

本日から緊急事態宣言が正式に発動したが、5月以降も何らかの形で自粛要請は続行されるだろう。
全く同一内容の自粛要請等かどうかは分からないが、5月まで我慢すればという見通しは甘い。
5月から先、日本に来る可能性の大きいリスクは「猛暑(夏)」「台風など災害」だ。
気温・湿度の上昇に加えて台風による水害が発生すれば、感染症リスクは恐るべき脅威となって全土を席捲する。
実際、西日本水害ではノロウイルス等の集団感染が発生した事例もある。
コロナウイルス+胃腸炎関連のウイルスは、上下水道と大気の安全を破壊する。

…ぞっとしない話だけど、未曽有の危機に面している事実からは逃げられない以上、
どこかの場面で優先順位を明確にした行動を自分で判断する時が来る。
限られた条件で、使える道具も少なくて、時間は迫っていて、不自由と理不尽に挟まれて、
どうしたらいいんだと頭抱える状況は必ず来る。
その時こそ何かを変えるチャンスかも知れない。
できるかどうかより、やるかやらないかを基準にして、「今考え得る最善を尽くす」しかない。
でもでもだってじゃねえよ、と周囲を振り切って。
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