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2019_10
08
(Tue)17:22

人間の条件

人が人であることに条件や基準や承認など要らない。
それらを要求できる人間など居ないし、それらを義務付けられる人間も居ない。

認めて欲しいと願い過ぎて力尽きる者、他人に条件クリアを求めて無限に試し続ける者
彼らの視野にあるのは「他人の目に映る己の見栄え」でしかない。
いつだって彼らが気に病むのは他人の視線で、自分のための承認欲求ですらない。
他人に認められる自分 を 目に留めて 賞賛してくれる他人 を更に欲しているだけ。
そりゃあ死ぬまで満たされないよな。
この世にいる全ての他人(の承認、賞賛)が欲しくてしょうがないんだから。

そんなスケールでかくねえよと反論の向きもあるだろう。
残念だけど、誰かひとりの承認を得た者は、それで満足しないしできない。
だってそうだろ、自分を認める基準が常に他人に託されているんだから。
日々いろんな他人と出会う、別れる、また新たに出会うことを繰り返す中で、
その時々に下される他人からの評価はてんでバラバラだ。
Aさんは良いって言ってくれたけどBさんはけちょんけちょんにこき下ろした、って具合に。
どっちを評価として受け入れるのか、両方か、もっと違う評価を求めるか…
どうよこの不安定さw

自分のなかに物差しが無い恐ろしさを、ひとはあまりに自覚しなさすぎる。

繰り返すが、人間であることに条件や承認など要らないのだ。
何故なら人間は、そもそも自分で自身の証しだてをできる生き物だから。
自分の歩いてきた道、歴史、関わって来た物事、周囲の環境、過去から現在をつなぐ時間の中で、
「自分が自分である所以」が必ず形成されている。
自分という人間の「価値」として見いだせるものだし、価値とは主観だから他人の評価に1ミリも関係ない。
価値を知っていれば、他人からの評価や承認にいちいち振り回される必要がない。
聞く耳持つなってことじゃない。聞くだけ聞いておけばいいってことだ。
他人からの言葉は情報として貰っておく。取捨選択の権限は僕らの手にあるんだ。

「せっかく助言してあげたのに聞き入れないなんて」と文句言うヤツ、多いよなー。
”命令”じゃねーんだから、助言として発した以上、相手が無反応でも文句言う筋合いないだろ。
仮に命令やそれに準ずるものだとしても、本人には選択権がある。
聞き入れないなんてひどいと非難するヤツは、ハナから助言のつもりでなく”聞き入れさせる”つもり満々で相手に押しつけてるだけだよ。
そんな助言が相手にとって本当に意味のあるものか?
誰かのためを思う言葉であっても、相手がそれを拒む可能性を含めて「それでもいい」と思えないなら、口にしないほうがいい。



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